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そこが知りたい!!プロフェッショナル人材事業

この事業を通して、93件(平成28年5月末時点)の成約があったということですが、こうしたプロフェッショナル人材は、もともとどこにいた方ですか?

都市部の大企業出身の方が半数以上を占めます。もともと東京で働いていたが、地域の関連企業などに一旦移られ、そこからまた、プロフェッショナル人材事業を介して、新たな職を得た、という方もいらっしゃいます。

地域の企業は、どのようにして、こうした人材を見つけたのですか?

地域のプロフェッショナル人材戦略拠点の助けを借りて、欲しい人材と業務内容を明確にし、その情報を同拠点に登録している人材ビジネス事業者に取り繋ぎ、その事業者が把握されている人材の中からご紹介を頂いています。

この事業の何が効いて、プロフェッショナル人材の地方還流が成功しているのですか?

「IT分野、●●経験何年以上、年収●●●万円」といった、通常の求人情報では、都市部で研鑽を積むプロフェッショナル人材にとって、地方に行って何ができるのか、よくわかりません。加えて、どんな経営者の方がいるのかについても、とても不安です。そこで、本事業では、まず、経営者の方々に、事業の新たな展開への決断を迫り、どんな新商品開発を求めているのか、何が課題の工場品質管理なのかなど、その会社が求める業務・ミッションそのものを、経営者の方と膝詰めで話し合い、プロフェッショナル人材の方が、是非チャレンジしてみようと思う魅力的な仕事へと求人案件を磨きあげていきます。

同じような作業は、人材ビジネス事業者の方にもできるのではないですか?

もちろん可能です。ただし、現実には、こうした都市部のプロフェッショナル人材の地方還流の試みは、民間事業者が、90年代に一度市場化しようとしたが結局うまくいかず、多くの事業者の方が撤退されてしまいました。この分野の場合、人を送り出す都市部側と、人を採用する地域側と、紹介するにしても、両方にしっかりとした拠点を置く必要があります。しかし、このように二重に拠点を設置すると、採算が合わなかったのです。そこで、本事業では、地域側でプロフェッショナル人材ニーズを掘り起こす作業を官が担い、市場の上流開発を積極的に担うことで、プロフェッショナル人材が地方に還流する民間転職市場の再構築を狙っています。

利用するプロフェッショナル人材にとっては、公的なプロフェッショナル人材戦略拠点によるお墨付き効果もあるということですか?

よく知らない企業の情報を、初めてお付き合いする人材ビジネス事業者を介して受け取るよりは、安心できるのは確かだと思います。プロフェッショナル人材戦略拠点の側も、プロフェッショナル人材のチャレンジ精神に答えられるような業務・ミッションを、一生懸命探しています。

誰にどのような料金を支払えば、こうしたサービスが使えるようになるのですか?

当然ですが、プロフェッショナル人材戦略拠点は、一切料金はいただきません。ただし、登録人材ビジネス事業者には、通常のサービスをご利用された場合と同じように料金が発生します。

地域企業の求人開発に重点があるようですが、プロフェッショナル人材の候補者の不足は問題にならないのですか?

確かに、地方に来てくれるプロフェッショナル人材の不足が、課題という声もよく聞かれますが、「まずは、各道府県の経済を変革していくような中核的事業を担う100社にプロフェッショナル人材を」と考えれば、約5千人の需要となります。一方で、ご家族の事情で地方に行けない方が10人中9人いたとしても、5万人の母数があれば、十分な数の供給があることになります。都市部には、介護その他の事情から、良い仕事があるなら、地方に戻りたいという方々も少なからずいらっしゃいます。むしろ、地方にどんな仕事があるのか、その情報が圧倒的に不足しているのが現状です。都市部大企業の中で燻るプロフェッショナル人材に対し、「活躍のフロントは地方にこそある」というメッセージを、具体的かつ明確に発信していきたいと考えています。

プロフェッショナル人材戦略拠点はどこにあるのですか?また、拠点経費の予算はどうなっているのですか?

拠点は、東京以外の全道府県に開設されています。初年度は、事業体制の設計や全国の連携体制の構築など初期独特の課題があることから、国から地方への委託事業として、国から事業体制や人選の方針について指示を出しました。 現在は、国の直接委託事業ではなく、国から地方への交付金の枠の中で必要予算を手当てしており、今後、徐々に各自治体の特徴や課題を踏まえた独自色の強い事業にシフトしていく予定です。

プロフェッショナル人材戦略拠点の拠点長(マネージャー)になられているのは、どういった方ですか?

各拠点のマネージャーには、地域の経営者の方々に、この方のアドバイスなら考えてみよう、そう思っていただけるような経歴と実力が必要だと考えています。 そのため、元大手企業の経営者、元大手企業の経営幹部や事業リーダー、地元中核的企業や地域金融機関の元幹部など、様々な角度から事業に精通した方々を、知事面接を経て選任し、ご着任いただいております。

マネージャー以外は、どういったスタッフがいらっしゃるのですか?

拠点は、マネージャー含めて3〜4名程度の小さな組織です。マネージャーが経営に詳しい方なら、サブマネージャーは人材ビジネスに強い方。マネージャーが超大物経営者の方であれば、サブマネージャーはCOO的に動ける方。といったように、各道府県で、それぞれの実情に応じた組み合わせを工夫していただいています。

拠点自身には、都市部のプロフェッショナル人材の情報を持っているのですか?

各拠点は、有望だと思う地域企業の案件を優先的に掘り起こすため、原則、すべての案件に応諾義務のある無料職業紹介サービスは行っていません。このため、求職者の情報は、各拠点の登録人材ビジネス事業者からご紹介をいただくこととなります。ただし、都市部大企業等の人事部とは、直接の交流を持ちますので、研修・出向といった人事交流に関しては、直接拠点がご紹介できる場合があります。今後とも、大企業等の人事部との交流は、拡大していく予定です。

各拠点は、自分たち地域企業の求人を助けてくれるプロフェッショナルと考えれば良いですね?

はい。その通りです。地域企業の経営者の方に寄り添い、経営課題の明確化を含めて、プロフェッショナル人材の獲得を支援します。大企業等人事部との交流含め、都市部に積極的に、「活躍のフロントは地方にこそある」という実態を積極的に発信し、みなさまにご理解していただけるよう努めてまいります。

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